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高機能自閉症児くりーむの才能開発

高機能自閉症児くりーむの才能開発

くりーむの幼児期5(診断後の生活)

2病院で言い渡された「自閉傾向」。夫は「あくまで傾向だから」と現実を直視してない様に思え、ぶつかり合うことが多かった。

病院で言われたことを担任の先生に伝えた。「全職員にも伝えていいか?」と聞かれた。担任以外の先生も関わることが多いので「是非に」と伝えた。「ただ生徒たちには(もちろん父兄にも)言わないでほしい。」とも添えた。自閉症について自分自身もまだ正確に捉えていないので、他人にうまく伝えられる自信もなかったし、偏見の目で見られるのでは・・・など、たくさんの戸惑いがあった。あとA病院で言われた「2.3年生になったときほとんどわからなくなっているかも・・・」の言葉があったから。

年少の担任、副担任そろって、それはそれはよくしてくれました。くりーむのすきなこちょこちょをいっぱいしてくれたし、絵本を読めるくりーむをあえて他の子どもたちの前で読ませ「くりーむちゃんてすごいよね!」とほめて見せてくれた。他のクラスの先生方も自由時間になると、積極的に関わってくださったようです。当時年長を担任していた先生とはキスするほどの仲にまでなったし(美人の先生だったからかな?)、年中の担任の先生とはよく遊んでもらっていたようです。

年少の担任の先生には本当に感謝感謝です。何度もうちに足を運んでくださって真剣に話を聞いてくださったり(どんなに救われたことか!)、一緒に泣いてくださったこともありました。

今思えば早くに障害のことを知って、くりーむの周りを対応できるように整えたことは良かったんでしょうね。

当のくりーむは穏やかに毎日を過ごしていたようです。おゆうぎかいもちゃんと参加できたし、身辺自立も年齢相応でした。手のかからない子。ただお友達とやり取りできれば・・・。医師から言われていたのは、まず大人との関係を良好にすること。子どもと遊ぶことを目標にしてはいけないと言われていたので、大人とたくさん関わって楽しいことを教えてあげたい!そんな毎日でした。


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